フラット化する世界(上) |トーマス・フリードマン
- Date
- 2006-09-02 (土)
- Category
- お薦め本
フラット化する世界(上)
トーマス・フリードマン
日本経済新聞社 刊
発売日 2006-05-25
オススメ度:★★★★
ちょっとアメリカよりかな? 2006-08-31
例えば、日本で生活をしている分には英語ができなくても問題ない。
映画には字幕がついているし、
出版物はほとんど日本語だし(ベストセラーはちゃんと日本語に翻訳されるし)、
街で外国人はそんなに見かけないし、
そもそも誰も英語をしゃべっていない。
外資系企業や多国籍企業にでも勤めない限り、英語の必要性はほとんど感じないだろう。
また、英語を使わない仕事、英語と無縁の世界で生きる術はたくさんある。
しかし、世界がフラット化したら?
英語ができない(コミュニケーション能力が低い)のに、コストが高い。
そんな人に仕事がくるだろうか?
上の例は極端な例ではあるが、
本書は、世界がこのようにフラット化しはじめていることを、
経済や文化などのいろいろな側面から、実例とともに解説している。
アメリカ人読者が主なターゲットであるせいか、
ちょっと考えがアメリカよりかなという印象を受けるたり、
背景を知らないため所々に理解できないところがあったりするところがあった。
また、説明が少々回りくどいところもいくつか見受けられた。
ただ、内容は非常に示唆に富んでおり、なるほどと感心させられるところも多い(再認識の人もいるだろう)。
現在、そしてこれからの世界を知る上で、読んでおいて損はないだろう。
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